GELATERIA一休 徒然草

日々の見たこと、感じたことをそのままテキトーに書いています。ビール、海、夕陽、自由が何より好き。もちろんジェラートも!

ジェラートレシピ公開(ミルクベース)

おはようございます。

 

閉店後に早速風邪をひいてしまい、ピンと張っていた気持ちが一旦緩んだのでしょう。

 

「病は気から」

 

その通りですね。

 

さて、当店のジェラートレシピですが、ご家庭でも利用できるのではないか、と思い公開させていただければと。

 

分量は比率で調整してくださいね。

 

 

ミルクベース=ミルク(すべてのミルクベースジェラートの基礎となります)

 

牛乳      2,000ml

生クリーム   200ml

ラニュー糖  320g

脱脂粉乳    77g

 

業務用はこれに乳化安定剤を25gほど入れますが、家庭用であればなくてもいいです。

 

私も開店当初はトレハロースやブドウ糖を入れていましたが、なるべくシンプルに作るように試行錯誤した結果、上記のレシピとなりました。

 

まず、牛乳と生クリームを鍋に入れ、弱火~中火くらい常にかき混ぜながら温度を上げ、40℃~50℃でグラニュー糖と脱脂粉乳を2回に分けて投入します。(常にかき混ぜながらがポイント)

 

80℃を超えたところで火を止めて、ここからは冷却に入ります。

 

鍋ごと氷水を張ったボウルに移し、常にかき混ぜながら冷まします。

(80℃から10℃くらいまでは一気呵成に、一心不乱に!)

 

ミルクなら80℃から-6℃くらいまでずっとかき混ぜるのですが、例えばバナナとかいちごといった果物を混ぜる場合、10℃以下になったら、バナナやいちごとグラニュー糖を加えて一緒にミキサーにかけます。

 

そしてミックス状の液体を再度-6℃まで一気呵成に、一心不乱にかき混ぜて出来上がり!

 

-2℃くらいから力技になりますので、握力及び上腕筋トレーニングにもなり、二の腕が引き締まります!

 

業務用ならバナナやいちごといった果物は、次亜塩素酸ナトリウム80~100倍程度の水溶液で殺菌しきれいにすすいでから使いますが、家庭ですぐ食べるものなら水洗いでいいと思います。

 

ペースト系(ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、マロン等)や粉系(きな粉、抹茶、チョコレート等)、固体系(果物、枝豆、芋、カボチャ、クリームチーズ等)、すべてミルクベース10℃以下にてミキサーにかけて再度-6℃~-7℃程度までフリージングしていました。

 

ペースト系はミルクベース1000mlに対して約8~10%、粉系はミルクベース1000mlに対して約2〜10%、固体系はミルクベース1000mlに対して約20~30%(ものによる)の配合割合で、固体を入れる時に少しグラニュー糖を足していました。(約30g~80g程度)

 

粉系は下と上が開いてますが、抹茶は2%でしっかり味が出ますが、きな粉が5%、チョコレートはカカオパウダー10%弱入れていました。

 

当然ですが、濃厚にした方が素材の味がビビッドに感じられ、美味しいと思います。

 

ラムレーズンは事前にラム酒にカリフォルニアレーズンを瓶に漬けて置き、だいたい2週間程度でレーズンがしっかりラムを吸いおいしくなります。(瓶の殺菌はお忘れなく)

 

10℃ミルクベースにラム酒を適量入れて、-8℃までフリージングします。(アルコールが生地に入るとやわらかめになるのでフリージングは引っ張り気味です。)

 

上から瓶のラムレをかけて出来上がり。10℃ミルクベースにラムレを直接入れてミキサーにかけてから-8℃までフリージングしてちぎれラムレのジェラートに、更に瓶のラムレを上からかけると最強ラムレ!

 

ご質問などございましたら、この際何なりとコメントにどうぞ!

 

シャーベットは後日公開します。

 

それでは!