釧路、真冬、深夜
皆さんこんにちは。
西風強く雲の流れを見てると西高東低の気圧配置というのがよく分かります。
あー寒い、寒いとつい連呼してしまいますが、あの時のあの人のあの仕事の寒さと比べたらどんな仕事でもハワイアンってなもんです。
それは、釧路での出来事。
証券マン時代、最初の赴任地が同じだった同期が帯広に転勤になり、連休の度北海道に遊びに行ってました。2年程度の間に10回以上北海道に行き、釧路だ稚内だ礼文島だ羅臼岳登山だオーロラ号で流氷だ登別温泉だと北海道の雄大さにのめり込んだ時がありました。
その同期がパチンコ好きだったため、旅の途中にパチ屋に寄り、勝てば官軍晩御飯を豪勢なすし屋で、負ければ山岡屋のラーメンと、旅打ちなんぞやりながら、温泉行ったりしていました。
2月だったんですが、網走で流氷を見てから車で釧路に戻り、パチ屋で勝って、お寿司をたらふく食べて、その日は釧路に泊まる予定で、二軒目の居酒屋に行きました。
店を出たのが12時近かったと思います。外はマイナス20度近く、酔いもブットブ寒さというより痛さでした。
釧路の小さい繁華街を歩いてホテルに戻っていると、若干怪しいお店の前で、黒服着たお兄さんが薄そうなコート一枚で、誰を呼び込むわけでもなく、下を向いてただただじっとして寒さに耐えていました。
まさに氷柱。
あのお兄さんを見て以来、あれ以上のキツイ仕事は余りないなぁと、その時々の自分の仕事を頑張ってきました。
今日の天気ならハワイ通り越して、赤道直下の暑さです。
じゃあジェラートでも食べて火照りを冷ますとしますか。
それでは!