かわいいおじいちゃん
皆さんこんばんは。
今日は少し風が吹いて寒く感じる天気でした。
今回の題名『かわいいおじいちゃん』は一休の最高齢のご近所常連のお客さんです。年は80すぎくらい、手押し車を押して、よちよち歩くおじいちゃんです。
そのおじいちゃんが初めて来店した時(9月の夕方でした)、私が会話のお相手をしました。
『わしは若いころ、こっちとこれにいったんじゃ。』
と言い、こっちはおちょこで飲むポーズ、これは右手の小指だけ立て少しニヤリと笑顔でした。
お客さんではありますが、正直なところこのエロじいさんは何言い出すんかと驚きました。そこから武勇伝が始まりましたが、これまた正直なところ滑舌が悪く、『はい、えっ?へー、えっ?、そうですか、えっ?』と適当に相づちうてばいいのか、いやお客さんが何を表現しようとしているのか理解しないとダメだという思いとが交錯し、どっちがおじいちゃんかわからない会話が長く続きました。
私もおじいちゃんも会話が疲れ出した最後におじいちゃんは言いました。
『今日はかわいこちゃんは?』
「いつも16時であがりますよ」
『ほうか。ほんなら今度は早めに来るわ』
か、かわいこちゃんって。
そんな名詞久しぶりに聞いたなぁ、面白いおじいちゃんだなぁ、さすが若い頃に『これ(本人曰くの小指立てつき)』にいっただけあるなぁ、見習わなきゃ!とついつい思っちゃいました。
アラフォー以上の人はご記憶あると思いますが、その昔、禁煙パイポのCMで、
『私、これでタバコをやめました。私もこれでタバコをやめました。私、これ(小指立て)で会社を辞めました。』
以来の小指立て見ました。
【かわいいおじいちゃんは続く】
本日はこの辺で。