更新16回目
皆さんこんばんは。
今日から10月ですね。
気がつけば、今年もあと3ヶ月しか残ってない。
年を取るほどドッグイヤーなんですかね。
かく言う私も今はアラフォー、来年確定フォーの団塊ジュニアおっさん世代ですが、さほど年をとってるわけでなく、気力体力社会人経験とも一番充実して一番働く時なんでしょう。
今はジェラート屋をしていますが、私の仕事遍歴を振り返ってみても、こねてこねてこねくりまわして、ようやく現在に辿り着きました。
しかも直接的なきっかけは、息子が5才の時、何気に「将来何になる?」と聞いたところ「アイスクリーム屋さんになる」との即答からでした。
「何でアイス屋さん?」
「アイス好きだから」
単純明快、しかも自分が好きだから。
衝撃でした。何で大学で簿記とか経済とか学んだのにそんなシンプルな考えを思いつかないのか。
「アイスを食べたら幸せ」
まさしくその通り。
その後、自分なりにアイデアを加え今に至ります。
だからジェラートも極力シンプルイズベストと思っています。
よく岡山の桃やブドウのジェラートすればいいんじゃないか?とアドバイスというかアイデアをいただきます。
理念で地産地消を掲げているので、否定はしませんが、白桃やブドウは品質管理が難しく、価格が高いため、ジェラートで700円とか800円とか果たして買って頂けるのか?という疑問点や、私の仕事遍歴と同じく、こねてこねてこねくりまわしてジェラートにしたけど、生で白桃やブドウ食べた方がフレッシュでおいしいんじゃないかという自分の考えが大きな障壁となっているのもまた事実です。
ジェラートを作るのに、こねてこねてこねくりまわすというのは、添加物や保存料や香料を入れないので、それぐらいフルーツの殺菌工程を踏んでいるという意味です。
安心安全と言う理念もあり、またジェラートを生モノとして扱っているため、バランスが一番重要になってきます。
またシンプルイズベストの考えは価格にも反映されています。
よくシングル⚪⚪円、ダブル⚪⚪円とありますが、一休では二種盛400円で統一しました。まれにミルクミルクといった同一盛のお客様もいらっしゃいます。
モノが溢れ、ジェラート屋でさえ変数の多いこの時代、私のような考えが通用するのか?という不安は常にありますが、素材にこだわり、鮮度にこだわり、出来たてにこだわり、シンプルにこだわってジェラートを提案していきたいと思います。
たかがジェラート、されどジェラート。
皆さんどうか末永くご贔屓に。
本日は私にとって花火(花金もじり)。
さぁビールでも飲んじゃうぞ!!!
それでは。